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今日はふとした思いから、友達誘って「モーターサイクル・ダイアリーズ」を見に行きました。というか連れて行ってもらった。全く計画的じゃないと言われましたが。。。シェイシェイ。
基本的にミニシアター系にも変わらず公開前から結構宣伝してて、ファッション誌なんかにも力入れて露出してた本作。キューバ革命の指導者、チェ・ゲバラとその友人アルベルトの若き日の旅を描いたということで、たいがい書いてあります。 実際に見ると、前半のロードムービー的な旅の部分と後半の南米の抱えていた問題(つまりこれが後のチェを育てる源となった)の部分の2個構成で、間がもの凄く不自然なセリフ回しで埋められていた。 個々に見るとなかなかなんですよ。どうもこのおはぎを分解して食べてるような構成が、ぐぐぐぐっっと入り込めずだったもとかな。悪いと思う想いは沸かないけど、気付けばだれてる。みたいなね。 さぁいつもの事ながら、ここからが弁解です。 色々言うけど本作は個々に見れば俳優人も良いし、画もきれい、そして何よりチェ・ゲバラという男を知る上ではなかなか有意義な映画です。彼は革命かであり、指導者であり、ゲリラではあったけども、とても素直で、人々のことを考え、人々のために行動するヤツだということが改めてわかりました。 よく、「行動してこそ、、」と言うのを聞きます。しかしそこには「誰のために」と言うことがよく抜けていることを思います。単なる自己中、それでは意味も何もないですし。。「人々のために」そして、新しい世を作るために、、。ゲバラは結局闘争へと走り、最後は「本当にその意味があったのか」とういうことまでやったけれど、人のために、もがき苦しみ、哀しみ、行動したから彼は民衆に支持され、今もキューバの人々の心に居続けるのでしょう。決して社会的に理解はされなかったかも知れない。それでも彼らの中核を貫いていたんでしょう。 人間っつーのはホントに複雑なもんです。 (本日は「今日のエンドロール」さんにTB) llion
by rabbits-aperture
| 2004-11-15 01:37
| Movie
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