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そいえば最近映画を見ても書いてないので斬ります。
まずは「蝉しぐれ」。 原作:藤沢周平 監督:黒土三男 主演:市川染五郎 木村佳乃 CM:チェ・ジウ あからさまにチェ・ジウが浮いたんですが(笑)、作品にはもちろん出てこないのでOKご安心を。 お話は、とある男と女のお話。 男は初めて女を好きになり、女もまた初めて男を好きになる。 男は剣術の達人、だが一方で没落の人生を歩む。 女は恋心なかばにして大奥へ、、。 成長し、二人がお互いについて意識もせぬようになった頃、藩の世継ぎ問題と派閥問題に絡み二人の人生も絡み合う。 小さい、けどとても熱い愛を、どこまで人は守れるのでしょうか。という映画です。 友人に高校時代の先生のことが好きになり、今でも好きな奴はいますけど、、。それはいいとして、純愛は純愛でも「蝉しぐれ」はインテリジェンスで悩みと絶望にあふれています。愛ですよ愛。 配役は、染五郎がとてもすばらしいです。 黒色にはそれ以外何の色もありません。が逆に、すべてが含まれているように、感じてしまいます。静けさと、深さととてつもない狂気が潜む色です。彼にはようなオーラがあると思いました。作品では全体によい影響を与えてますね。透明感というか、。 そして何より姿勢の良さっ!さすがは市川家だけありますよ、、。殺陣のシーンは本気でチビりそうになる程の迫力です。 あと、能のシーンがあったのですが、これは「美の呪力」(岡本太郎著)を読めば分かるように仮面の発する非日常性、恐怖と、それを付ける者の一体となった恐怖、迫力を感じました。映画にあんな形で入れてくるとはやられたの一言。これ、アヴァンギャルドですね。 それと風景の良さね。臭うような田圃のなか。坂道、空、川どれをとっても臭いそう。たまにそれが行き過ぎて映像散歩的になったのは否めないのですが、やはり本物の土地は違います。ニオイがする。 日本映画を見直すと共に藤沢周平を読んでみたくなる一作、間違いなし。チェ・ジウ効果でおばさんとおじさんばかりだったけど、実は同世代の若者にみて欲しい一作でした。 llion
by rabbits-aperture
| 2005-11-21 00:11
| Movie
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