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お久しぶりです。llionです。
今日は街をふらふらほっつき歩いて、タバコをぷかぷか吸いながら、ゴッホ展でした。 まぁまあ他にもネタがあってもゴッホ展でした。 たいがいの人が名前と耳を切ったことくらいは知っているでしょうが、ワタシも大方そんなレベルです。 で、まず展覧会について考えるわけですが、このゴッホ展、スタイルとしてはあんまり好きじゃない部類でした。「展覧会って好きも嫌いもあるものか」と言うかもしれませんが、どうもこのゴッホ展の場合、こー・・・展示者の気持ちが強すぎるって言うか、、説明が一言多い感じです。このパターンは初めての経験なので言い表しにくいですが、客観的事実から逸脱した部分が多いと自分としては作品を感じる前に頭で何か理解してしまう感じがしました。 というか、シュール(特にマグリットみたくタイトルまでもがその一部のような人)とか以外はタイトルすら要らない人ですし、普通に見てれば気にならない程度なのかもしれませんが、「俺にはどうも。。。」でした。 一方、ゴッホの作品ですが、どれも教科書レベルの有名作品。さらに、一緒に影響を受けたとされるミレー等の作品も展示してあったりで良かったです。ゴッホって考えてみるとまともに見たことなかったんで、不安だったけど、期待よりもやっぱりすごかったです。目をつぶって、開いて、その開いた瞬間、閉じた瞬間に、絵以上のイメージが広がる感じ。意味不明??。(笑) でもその、イマジネーションの広がりが多分大事なんです。逆に、ミレーとか、モネって、不思議な立体感が重要なんです俺の中で。 「これだけ書いてまだ書くか」って感じですが、もう一言。やっとタイトルと絡みます(笑) これだけイメージが「うわっ」となる作品であっても、ゴッホは生涯貧困で、絵を送る代わりに仕送りをしてもらう生活でした。理科の実験でおなじみのメンデルが「私は50年(ここが不明)早く生まれすぎた。」と発言しているように、世の中を変えること程タイミングがあるんだなと感じました。今、ゴッホの絵は最低でも数億。それを考えれば、人の理解なんてもんは難しいものですよね。至極簡単に言うと、「そういう時代」で終わる言葉(戦争とか、芸術とか、)からそこまでディープじゃないものまで、「そういう時代」で片づけずにやってけばもしかしたら共感できるかもしれないし、楽しく豊かになるかもしれない。 ま、それ以前にそうして複雑に絡んでる時点で面白いか。とも思う。でも今を大切に。 長々と読んでくれてサンクでした。 llion
by rabbits-aperture
| 2005-09-09 00:45
| Life
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